人生に必要なもの・・・伊吹有喜「四十九日のレシピ」

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帰省の行き帰りの電車の中で読みました。

主人公は二人。父と娘。
父の後妻の死から、物語が始まります。

娘は、不妊の末に夫が浮気、
若い浮気相手が妊娠して結婚生活破綻の危機。
父は、ちょっとした諍いの直後の妻の急死に後悔し、
廃人同然。

そこに現れたのは、亡き妻・継母が世話したという若い女性・・・
妻・継母の遺言は、自分の四十九日に大宴会をしてほしいというのですが・・・


ということで、四十九日の大宴会に向けて、父と娘の再生の物語が始まります。

家族とは、夫婦とは、親子とは。

考えさせられる、というような重く難しい話ではないのですが、
感じさせられ、納得させられるかもしれません。



個人的ですが、私の思ったこと。

この父が再婚を決意したときの言葉。

「きっと人生には何かが必要だ。食って寝て起きての日々を鮮やかに彩る何かが。幸せな気持ちを作り出す何かが。笑い、喜び、ときめき、期待する、心を動かす美しい何かが。」

・・・そう、私もこれを夫に期待したのです。

夫は別に無職でも無収入でもいいのです。

私の人生に必要な、この「美しい何か」を与えてくれれば。

それ以外の、金銭やら労働やらは、私が提供できるのですから。

どうして夫にそれがわからないのでしょう。

だったら、私は今提供している金銭や労働を、別の誰かに提供したほうが、
自分に必要なものを与えてもらえるでしょうか。



・・・それももう手遅れなのかな。


そんなこんなを考えると、
人生が切ない、ゴールデンウィークの夜です。

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