いよいよ手術(……その前に麻酔)
これから腹腔鏡下で子宮全摘・両側卵管切除の手術を受けます。
いきなりですが、泉鏡花の小説「外科室」って知ってますか?
ヒロインの伯爵夫人が昔恋人だった医師に手術されるときに、
麻酔をかぐと心の中にある秘密をうわごとで言ってしまうからと、
頑なに麻酔を拒んで死んでしまうというお話。
昨日麻酔科医の話を聞いてから、ずっとそれを思い出していて、
思わず手術室の看護師さんに聞いちゃいました。
麻酔で前後不覚になって、あらぬことを口走る人っているんですか?
看護師さんは当然、明治のお耽美小説なんか思いも寄らないのでしょう、
時々うわぁーってなっちゃう(←錯乱するってこと?)人はいますけどね。
何か変なこと言ったのは聞いたことないです。
とのこと。
あらぬことを口走るのも困るけど、錯乱する方がもっとヤダ。
そんなわけで、点滴に麻酔が入る時はちょっと緊張。
麻酔入りました。ぼーっとします?
看護師さんがじっと私の顔を見てる。
私は意識はっきりしてるつもりだけど、
もはや口もきけず、
目を閉じたら即効寝そうなのに、
少しの間まばたきして抵抗してみる。
このまま麻酔が効かなかったらどうなるかな?
それも多分ほんの数十秒。
一瞬後にはスコンと眠りに落ちました。
あっという間に効いて、
あっという間に醒める。
現代の麻酔は、泉鏡花先生の妄想が入る余地がなさそうです。

さあ、やっと手術開始?
またまたつづく。
いきなりですが、泉鏡花の小説「外科室」って知ってますか?
ヒロインの伯爵夫人が昔恋人だった医師に手術されるときに、
麻酔をかぐと心の中にある秘密をうわごとで言ってしまうからと、
頑なに麻酔を拒んで死んでしまうというお話。
昨日麻酔科医の話を聞いてから、ずっとそれを思い出していて、
思わず手術室の看護師さんに聞いちゃいました。
麻酔で前後不覚になって、あらぬことを口走る人っているんですか?
看護師さんは当然、明治のお耽美小説なんか思いも寄らないのでしょう、

何か変なこと言ったのは聞いたことないです。
とのこと。
あらぬことを口走るのも困るけど、錯乱する方がもっとヤダ。
そんなわけで、点滴に麻酔が入る時はちょっと緊張。

看護師さんがじっと私の顔を見てる。
私は意識はっきりしてるつもりだけど、
もはや口もきけず、
目を閉じたら即効寝そうなのに、
少しの間まばたきして抵抗してみる。
このまま麻酔が効かなかったらどうなるかな?
それも多分ほんの数十秒。
一瞬後にはスコンと眠りに落ちました。
あっという間に効いて、
あっという間に醒める。
現代の麻酔は、泉鏡花先生の妄想が入る余地がなさそうです。

さあ、やっと手術開始?
またまたつづく。
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