何かを言い遺したいとき

母子家庭の我が家、私に何かあったら、明日からもう暮らしに困るだろう・・・
今まで目を逸らしていた現実に向かいあい、いよいよこんなものを用意しました。
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エンディングノート。
いろんな種類が出ていますが、内容はどれも同じかな?

自分史、家族の情報、保険、年金、葬儀とお墓、医療・介護に相続、連絡先リスト。

正直なところ、自分史だの葬儀だのはどうでもいいのですが、
保険や銀行口座の情報など、お金のことは書き残しておかなくては。

あとは連絡先・・・離婚してから親戚とも疎遠になって、年賀状のやりとりも途絶えがち。
今さら頼りにしようとは思わなくても、連絡先くらいわからないと困ることもあるでしょう。

・・・保険の請求先とか銀行・カード会社など、いろいろ調べることが多くて大変でした・・・

こうしてみると、去る人はいろんな思いを残していくのですね。

私たちはその思いを、ちゃんと受け取っているでしょうか。



書こうかどうか迷いましたが、ここから先は独り言。
暗い話なので読み捨ててください。


さる人が退職にあたって書き残した手記が、いろんな人の手を経て私の元に届きました。

去年の夏、わが社に激震をもたらす事件がありました。
何か悪事や不祥事があったわけではないけれど、
世間にスキャンダル風に取り沙汰されて大騒ぎ。

結果として、何人かが激務や精神的負担に潰れて病休、
何人かは責任を問われるかのように会社を去りました。
手記を残したのはその中のひとり。

長い長い手記は、本人の混乱し病み疲れた心を表すように、
ところどころ文章がおかしくなる。
それでも、社長を恨まず副社長の名誉をかばい、
会社と社員の未来を思う心が一貫している。

そして、真相に最も近い人物たちの言動を細かく描写する、
わが社の闇が垣間見える内容・・・


本人は社長に手渡してほしいと信頼する人々に託したそうですが、
結局それが叶ったかどうかわからないまま、
本人を全く知らない私のもとに、数カ月もの日時がたってから届きました。

血のにじむようなこの文書は、誰もが社長に手渡せないまま、社内を転々と回っていく・・・?

誰が何が悪いのか、みんなが薄々と感じているのに、誰もが我が身の危険を感じて何もできずに日々が過ぎていく。


私はこの文書をどうしたらいいでしょう。
託された思いに応える人は、本当に誰もいないのでしょうか。

人は今いる場所を去るときに、自分の存在理由をかけて何を言い遺すのか。

私は自分が去るときは、感謝と満足だけを言い遺していなくなりたい。
一生を捧げたこの会社を辞めるときも、この命が尽きるときも。

去るときも死ぬときも笑って行きたい。

そんなことは、誰もが思って叶わない夢かもしれません。


歓送迎会の季節が近づき、悲喜こもごも、心乱れる春来たり。


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この記事へのコメント

2020年02月26日 17:27
あ~エンディングノートねぇ…私こそ書いておかなくてはいけないなぁ。この先いつまで生きていられるかわからないし。ちゃんと書いて遺しておくことは大事よね。私も真剣に考えようと思います。伝えたいことはちゃんと伝えないと残った者にはわからないかもしれないですもんね。
みや
2020年03月08日 15:57
juechan

書き込み式で、意外と簡単でした♪
自分史や思い出をいっぱい書けるのもあるみたいですね。
juechanにはずっと元気でいてもらいたいけど、誰がいつどうなるのかわからないのが人生、いざという時のために身辺を整理しておくのは誰もが必要なのかもしれません。