大雪の盛岡にて

こんなコロナ禍ではありますが・・・・

故あって年末、12月19日と20日に盛岡まで行ってまいりました。

折しも岩手県内は大雪。
51B9039D-3F3A-41E4-BA17-612FDCE2905B.jpeg
のんきな旅行者にとっては雪景色も美しいですが、
そんな不埒な態度に罰が当たったか、立ち寄った中尊寺はまさかの拝観停止でした。
B28E2D70-8F1E-4A78-9473-61DEE998FC90.jpeg

それでも、盛岡市内はまだ雪が浅い。
87AF4C06-CF9B-4A75-B2A6-E10F957B9C48.jpeg
新幹線はやぶさで2時間と10分、目的地についたのは午後でしたが、もう夕暮れのような空。
27779372-10C8-43E1-A71F-D127C8F81528.jpeg
コロナ禍を圧してまでやってきた今回の旅の目的地はここ、岩手県立美術館。
0689BBF7-D3BA-451F-A21E-AFF565F43833.jpeg
「東日本大震災復興祈念 東山魁夷 唐招提寺御影(みえい)堂障壁画展」です。

唐招提寺はご存じの通り、日本の仏教史に残る高僧・鑑真の開いた寺院。
その襖絵は、遠き唐より5回の失敗と失明を乗り越えて来日した鑑真和上の御霊を慰めるため、
近代日本画を代表する巨匠・東山魁夷が、その人生で最も制作に脂の乗った時期に10年もの期間をかけて取り組んだ大作です。

東山魁夷が鑑真和上に捧げた祈りの美。

障壁画68点とその制作過程となるスケッチや下絵を全公開。
圧巻の展示でございました。

心に残ったのは「濤声」。荒々しく岩打つ波、おだやかに砂浜に打ち寄せる波。
そして日本海の岩を描いたときの東山画伯の言葉。

「逆らわず、かわさず、打ち倒されず」

社会の荒波に対して、我もかくありたいものです。


もうひとつ感じ入ったのは、鑑真和上の生涯。
6回目にしてやっと成就するほどの困難極まりない来日を決意したのが、なんと55歳の時。

47歳にして人生の目的を達成したとか、生きる目的を見失ったとか言ってる私はまだまだです。

そんなわけで、いろいろなことを学んだ盛岡行きでした。
A7ED0D97-C3BF-4C79-8E67-F7E85758CFF9.jpeg8D0AF3D6-A091-4B03-B063-D2629CF9215B.jpeg
焼肉と冷麺はあくまでも旅のついでです💦

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

らん太郎。
2021年01月04日 00:55
「逆らわず、かわさず、打ち倒されず」かぁ
いい言葉だぁ

今年の早朝野球、いかにも自分がって感じで
1っ発目の訓話に用いよう

みんなに
誰の言葉ですか?って
突込み入ること間違いないけど

でも、かわさずって
公私とも度も多分にそうしてるところがあるので
意識して注意してみようと思います
2021年01月05日 23:35
岩手も大雪でしたか。
太平洋側まで季節風が吹き寄せたんですね。
雪景色は好きです。
旅情を覚えます。
コロナの状況にもよりますが、仕事が一段落したら、雪を求めて止まに行こうと思っています。

東山魁夷は好きな画家で、母が持っていた画集を借りてよく眺めました。
名文家でもありますね。
唐招提寺の障壁画は大きさからも迫力でしょう。
本物を見てみたいです。
みや
2021年01月07日 20:44
らん太郎。さん

>今年の早朝野球、いかにも自分がって感じで
>1っ発目の訓話に用いよう

訓話の反応いかがでしたか?

かわさずにきちんと受け止めるってすごく難しいことだと思います。
みや
2021年01月07日 20:53
りうさん

>唐招提寺の障壁画は大きさからも迫力でしょう。
>本物を見てみたいです。

大きすぎて、味わうのが難しかったようにも思いました。
人為的な展示より、唐招提寺に置かれた状態で見たかった気がしました。

東山魁夷画伯、実は筆致はあまり好みではないのですが(罰当たり)、青や緑の美しさはものすごく惹かれます。