野球と父親

画像

昨日は、
ソフトボール日曜クラブの体験に行ってきました。

学校の部活とは違い、
校庭を借りてはいるものの、
監督やコーチはすべて子どもの父親たち。


ボランティアです。


やさしいパパたちが、
一緒に準備体操やキャッチボールを楽しんでいる。


学校の部活よりもずっと、
ほんわかノンビリなのは、多分そのせい。



青空の下、
そんな平和な様子を眺めながていると、
つらつらと……

居眠り。
(-.-)Zzz・・・・


…ではなくて。

よしなしごとを、思い出します…


雨の朝、
ちょっとだけ、
思い出ばなしをしてもいいですか?





今は昔…といっても、
実はほんの一年ちょっと前。


息子は、
地域の軟式野球チームに入っていた。



夫はヘッドコーチを務め、
私は母の会副代表。



平日、仕事をしながら、
グランドの確保、
お茶当番の確認、
ルールやスコアの付け方のお勉強、
時々、母同士の飲み会…

休日は一日中グランド。

毎日忙しくも楽しく過ごしていた。


夫も、
なかなか勝てない弱小チームを、
まだまだ幼い子どもらを、
なんとか上達させてやろうと、
熱心に研究しては指導していた。



息子はキャッチャーで副キャプテン。


夏はアイスやすいか、
冬は豚汁にココア。

差し入れを抱えて、
練習や試合を、
夫と子どもたちを見守った…



…今思えば、
絵に描いたような幸せだったと思います。




…そんな日々が、
どうして壊れたのか、
実は今でもわからない。



ある日突然、
本当に唐突に。

夫が理由も言わずに野球に行かなくなり、
私は他の母親たちからの質問と非難の矢面に立たされた。


辛い立場の中、
それでも練習に通う息子のため、
私も副代表 の任期が切れるまでは…
と、歯を食いしばって通い通した。



結局、
夫からは何ら説明も釈明もないまま。


息子は、
学校の部活に入れる4年生になったのを機に、
チームを辞めました…



……思えばあれが、
我が家の家庭崩壊の始まりだった。

その後、
夫は仕事まで辞め、
借金まで作って、
家を出た。



そして私は、
ひとり校庭の片隅で……


やさしい父親コーチと、
しっかり者の母マネージャー、
無邪気に無心に野球に打ち込む子どもたちを眺めている。

もう失って取り戻すことのない、

かつての自分達のような、
幸せな家族を。




…一体何がいけなかったのか。


誰が、何を、間違えたのか。

いつ、どこに、別れ道があったのか。



考えてもわからない。



もう、いまさら。
振り返ったところで仕方がないとはいえ…




グランドに立つとどうしても思い出す、
苦い過去なのでした…

"野球と父親" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント