息子の卒業

息子、十五の春。中学校の卒業式を迎えました。
画像

子育ては、振り返れば後悔ばかり。
女手一つに子ども二人を抱えた暮らしは、毎日を生きていくだけで精一杯。環境や社会だけでなく人の心すら安全とは言い切れないこの時代を自分の力で生き抜いていけるだけの何かを、親として与えてあげたかったのに。

それでも、卒業式前に「今まで大切にしてくれてありがとう」と手紙をくれたきみ。
ああ、こんなに大きくなったんだなあ。こんな親の元に生まれて、それでもちゃんと育ってくれたんだね。
画像
(椅子のミニチュアは、技術の担当だった担任教諭のプレゼント。
卒業しても「自分の席」を見つけられるようにと、37人分手作りしてくれました。)

息子たちが歌う、中学の校歌。
画像
♪強くなれ小さき者よ
いつの日か誰かのために

♪痛みを恐れずにさあ 空 風
迷いもあこがれも
今すべてを抱いて

…もうきみたちは「小さき者」じゃない。
迷いもあこがれも、未来も可能性も、すべてがきみの中にある。すべてをきみは持っている。

もはや、親がしてやれることなんて、きみたちには必要ないのかもしれない。

今日は、門出の日にふさわしいよく晴れた青空でした。
画像

別れの日なのに笑顔なのは、若いきみたちにとっては、失うものよりも得るものの方がまだ多いからなのだろう。
笑顔で一歩を踏み出したきみたちの未来に、いつも今日のような青空が広がっていることを祈って。

息子よ、卒業おめでとう。
画像

おまけ。入学式はこんな感じでした・・・制服がだぶだぶだったのね。
画像

"息子の卒業" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント