折りたたみ傘のように
雨が降り続くこんな日には、昔の写真を見つめてみる。

ちょうど10年前、社員研修の仕事をしていた頃。
尊敬できる上司に恵まれ、仕事も育児も楽しかったあの頃は、随分遠くなりました。
いろんなことがあって、心まで雨漏りする休日。
副長として仕事がないと嘆いていた秘書室を、
いよいよ解職されることになりました。
勝手に中途半端な地位を与えておいて、
やっぱり要らなかったっていうのも、なんだか酷い話です。
まあ、それは半分は私の能力不足だから仕方がないとしても、
社長が耳触りのいい言葉を口先だけ言うのに落胆しました。
今さら我が社の至宝だとか言われても、
放出される身としては全く信じられない。
おまけに、秘書室を出た行く先を統括する副社長には、
社長から押し付けられた不要物扱い。
今まで真摯に働いてきたのに、
なんでこんな目に遭うんだろう。
私は私をは必要としてくれるところに行きたい。
別に出世したいわけじゃない、
誰かの役に立つ仕事がしたいだけなのに、
どうして誰もわかってくれないんだろう。
いっそ退職か自主降格か、
泣き濡れて酒でも飲もうかと外に出る。
差した傘は、尊敬する上司が退職の日にくれたものでした。

私だけでなく子どもたちもにも愛情を注いでくれた、今も憧れの上司です。
思い出してつい愚痴をメールしたら、すぐに返信をくれました。
社長や組織と合わないときは、距離をおいて自己研鑽に励むといい。
長い職業人生、充電期間も必要です。
風向きはいつ変わるかわからないから、今の地位は捨てないで。
ますます自分を潰すだけよ。
あなたを理解し応援している人は必ずいます。
今も昔も変わらない、真の人材育成者である上司の言葉。
傘を見ながら考える。
折りたたみ傘は、晴れの日は荷物でしかないけれど、
急な雨にはあると助かる。
私も悪天候の時こそ役に立つ存在でいたい。
次の職場の後輩からは、窮状を訴えるメールが来ました、
次の職場は、副社長と次長が暴走して困った状態だそうです。
なんだかもっと酷い目に逢いそうですが、
まだ役に立てることがあるなら、
頑張らなくちゃいけないですね。
退職や降格はいつでもできる。
さあ、腐らずにまた頑張らなくちゃ。

ちょうど10年前、社員研修の仕事をしていた頃。
尊敬できる上司に恵まれ、仕事も育児も楽しかったあの頃は、随分遠くなりました。
いろんなことがあって、心まで雨漏りする休日。
副長として仕事がないと嘆いていた秘書室を、
いよいよ解職されることになりました。
勝手に中途半端な地位を与えておいて、
やっぱり要らなかったっていうのも、なんだか酷い話です。
まあ、それは半分は私の能力不足だから仕方がないとしても、
社長が耳触りのいい言葉を口先だけ言うのに落胆しました。
今さら我が社の至宝だとか言われても、
放出される身としては全く信じられない。
おまけに、秘書室を出た行く先を統括する副社長には、
社長から押し付けられた不要物扱い。
今まで真摯に働いてきたのに、
なんでこんな目に遭うんだろう。
私は私をは必要としてくれるところに行きたい。
別に出世したいわけじゃない、
誰かの役に立つ仕事がしたいだけなのに、
どうして誰もわかってくれないんだろう。
いっそ退職か自主降格か、
泣き濡れて酒でも飲もうかと外に出る。
差した傘は、尊敬する上司が退職の日にくれたものでした。

私だけでなく子どもたちもにも愛情を注いでくれた、今も憧れの上司です。
思い出してつい愚痴をメールしたら、すぐに返信をくれました。
社長や組織と合わないときは、距離をおいて自己研鑽に励むといい。
長い職業人生、充電期間も必要です。
風向きはいつ変わるかわからないから、今の地位は捨てないで。
ますます自分を潰すだけよ。
あなたを理解し応援している人は必ずいます。
今も昔も変わらない、真の人材育成者である上司の言葉。
傘を見ながら考える。
折りたたみ傘は、晴れの日は荷物でしかないけれど、
急な雨にはあると助かる。
私も悪天候の時こそ役に立つ存在でいたい。
次の職場の後輩からは、窮状を訴えるメールが来ました、
次の職場は、副社長と次長が暴走して困った状態だそうです。
なんだかもっと酷い目に逢いそうですが、
まだ役に立てることがあるなら、
頑張らなくちゃいけないですね。
退職や降格はいつでもできる。
さあ、腐らずにまた頑張らなくちゃ。
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